大倉正之助さんとの対談

能楽囃子大倉流大鼓を現代社会へ継承

 
栃木県神社庁教化委員会「大倉正之助」さんとの対談

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今年の対談は、重要無形文化財総合認定保持者で、大倉流15世宗家故大倉長十郎氏の長男「大倉正之助」さんにお話を伺いました。
大倉さんは、当初は小鼓方として稽古に取り組み、その後17歳の時に大鼓に転向。現在は、能公演や各種アーティストとの共演、学校での公演や地方でも能を次世代に広げようと精力的に活動をされています。

「親から子への伝承」
大倉さんは、能や鼓を継承するうえで、19歳の時に農業体験をしたことにより、親の芸を継承する決心をしました。これは、能以外の様々な分野で手仕事などをご覧になり「親から子」への伝承が大事な事と感じたようです。

「小鼓と大鼓は陰陽の関係・・・四季の表現」
小鼓は、やわらかい低い音(水の力)、大鼓は、かたい高い音(火の力)まさに、陰陽を表しており、日本の四季にも通じるものが、能舞台で表現されています。
能を一般の方に、身近なものとして感じてもらう事に、力を注いでいて独奏活動も、多くの人々との出会いが活力になっています。

「神社は地域のコミュニケーション」の場
人が自然と対話し、豊かな生活を送るのにも神社は最適な場所。
コミュニケーションを図り環境問題解決にもきっとつながります。
神社界は、人々の意識を変えるにも世界に向けて大きく発信するべきとお言葉を頂きました。

taidan

吉田庁長との対談 平成17年8月11日東京 東郷神社にて